今日、七田式の教室に行ってみました。
七田式教育法というのは、超簡単に言うと、「ひらめき」や「創造」などの能力=右脳を鍛える教育法。
実際に教室に行ってみて、なるほどと思った。怒涛のカリキュラムといった感じで、数あり、干支あり、曜日あり、星座あり、形遊びあり、カード遊びあり等で、1時間にもりだくさ~んの内容だった。大人の私もけっこうクタクタだったので、子供にしたら脳みそフル回転だろうと思った。確かに、確かに、これを続けたら、うちの子賢くなるかも!!!と期待してしまう内容だった。
それに対し、私の頭にあったのは、横峰式教育法。横峰式教育法とは、全ての子供が天才になり得るというもので、子供をやる気にさせ、けっこうな高い目標を掲げて達成させるというもの。(実際に、姪っ子がこの教育法の保育園に通っていて、結果は驚きの連続。幼稚園児が「ルパン三世のテーマ」を見事に演奏していたり、世界の国旗をほぼ覚えていたり、何段か分からないほどの高い跳び箱を跳んでいたりと、子供の能力をあなどることなかれ!と鳥肌が立った。)そして、その教育の根本となっている、子供をやる気にさせる4つのスイッチとは、子供に競争をさせる。子供同士真似をさせる。すこしだけ難しいことをさせる。そして、認めてあげるというもの。らしい。
右脳を鍛えて、うちの子も賢くなってくれるだろうか!と一瞬、期待して夢を見てしまったけど、4年間、塾講師をして痛感したことを思い出した。本当の天才は、わずか一握り。ほぼ99%の天才は、努力ができる人々。ということだった。原点回帰だわ。「一生懸命になれる子を育てる!」ことが一番の目標だったことを思い出した。それを考えると、私は横峰式教育法に共感できるなぁ。一生懸命になれること、努力することは、何でもいい。スポーツでもいいし、芸術でもいいし。特になければ勉強で努力してもいい。子育てに振り回されているうちに、自分の感じていたこともブレてしまっていたわ。これも自分の子育てへの自信のなさから来る迷いなんだろうなぁ。右脳を鍛えるのも素晴らしいことだけど、いろいろなことに挑戦させて達成感を味あわせてあげることの方が、意味があることのように思う。そして、わが子を見て愕然。「Lぁちゃん、まだ小さいから、でけへ~ん。おかーしゃんが、やって~。」あらら、今日も理想とはほど遠い台詞を連発しているわ。